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必要性をわかってくれない時のよくある間違いから学ぶレディースアパレルの仕入れ・OEMのポイント

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「お客さんが必要性を全然わかってくれないんですよ〜😓!」

これは、よく担当者からも相談されますし、お客様からも相談されることです。

「とても良い商品、良いサービスなのにお客さんが全然価値とか必要性をわかってくれない」と。

このコラムを読んでくれているあなたは、「また、伝え方が悪いって話かな」と思われたかもしれませんが、

今日はそれだけではなく少し詳しい話をしようかなと 思いますので、ぜひ続きを読んでみてください。

 

 

 

よくある間違い=行動を変えようとしてる

 

人は行動を変えようと思って、行動について言っても聞きません。

これは皆さんも経験があると思うのですが、、、分かりやすいので言うと、

 ・親「勉強しなさ〜い!」

 ・子「嫌だ〜ゲームしたい〜!」

このような行動を変えようとする指摘は、受け入れ難いですよね🤔

子どもだからと思われるかもしれませんが、これは販売しているときにもよくある間違いです。

例えば、広告の講座を売りたいとして、広告を出していない人にこんな会話をしていることがよくあります。

 ・売り手「あなたがネットで集客できていないのは広告を出していないからです。SNSを更新してないで、広告を出しましょう。」

 ・買い手「広告は出したくないんですよね〜」

 ・売り手「出した方がいいですよ。今集客できてないのは広告を出してないから、人に見られてないからです。」

 ・買い手「なるほど〜。でもまだ広告は出したくないんですよね。」

これは行動を変えようとしている状況で、これでは、お客さんが行動を変えようと思ってもらえず、

商品のベネフィットをいくら言っても「欲しいと思ってくれない😔」という状況になってしまいます。

 

行動ではなく考え方を変える

 

「SNS更新してる→広告出した方がいいですよ」これは行動に対しての提案なのでお客さんは受け入れたくありません。

では、どうしたらいいのか?というと、行動ではなく考え方を変えると人は行動が変わります。

そうではなくて、例えば「SNSの更新をなぜやってるか?」を聞いて「認知度が必要だから」という行動の元になる考え方がわかれば、

「認知度はSNSで上げるの時間かかりますし、商品を売るのに認知度はいらないですよ」と

考え方を変えるポイントを押さえて伝えることが できれば、受け入れてもらうことができます。

「言ってることが刺さらないな〜、伝わってないな〜」と思ったら、それは考え方ではなく、

お客さんの行動内容について指摘してるのかもしれません。

 

考え方を変えるためにまずやることは…

 

では、考え方変えるためにまず何をしたらいいかと言うと、、、

まずはお客さんの考え方を知る必要があります。

では、お客さんのことを知るにはどうしたらいいのか?というと、リサーチしかありません。

お客さんが今、どう感じているのか?どう思っているのか?がわかれば、

何を伝えるのが販売に繋がるのか?が見えてきます。

結局セールスや、マーケティングもお客さんが見えてないと、何を伝えていいかもわからないですし、

どうやったらお客さんが商品を購入してくれるか?もわかりません。

一方で、お客さんが今、どんな事を考えているのか?がわかれば、

そのお客さんに対して、「その考え方してたんですね!それは勘違いですよ!

こんな方法で解決できるってあるんですけど、興味ありますか?」という感じで説明していければ、

行動も受け入れてくれます。

お客さんに実際に聞いてみてください😊今どんなことを考えているのか?

もしお客さんが間違ったことをしていたら、「なぜそんなことをしているのか?何を考えてそんな行動を取っているのか?」を聞いてみてください。

先ほどの例で言えば、「認知度が必要」と思っていた人に対して、「認知度は必要ないですよ、認知度なくても売る方法がありますよ」

ということに対して根拠を持って伝えて納得 してもらえると、

「広告を出したいな!その方法を学びたいな!」と思うようになって、売りたい広告講座が売れる状況を作れます😊

あなたのお客さんは「今」何を考えているのでしょうか?何を感じているのでしょうか?それを知る為には、

まずはお客さんに聞いてみるしかないので、ぜひ聞いてみてくださいね😊

 

編集後記

 

これ↓は私の好きなイソップ寓話(ぐうわ)の一つなのですが、ご存じでしょうか😊?

太陽と北風

北風と太陽が、どちらが偉いか口論し、旅人に着物を脱がせたほうが勝者であるということになる。

まず北風が旅人に強く吹き付けるが、強く吹けば吹くほど、旅人は着物をしっかり押さえ、

さらにもう1枚身にまとうので、北風はあきらめてしまう。

次に太陽が暖かく照らすと、旅人は次々に着物を脱ぎ、説得は 暴力に勝る、という教訓がついている。

イソップ寓話のうちもっとも有名な話の一つ。

今日コラムを書きながらこの寓話を思い出していました。

北風のやり方ではなく、太陽のやり方で、つまり、無理矢理行動を変えさせようようとしたり、商品を買ってもらおうとするのではなく、

お客さんが商品が欲しいと思うような考え方に変えるということを意識してみてください😊

お客さんに行動を変えるようにいうのではなくて、どうしたら行動が変わるか?ということを考えてお客さんに接してみてください😊

参考になったら嬉しいです😆

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