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この3つの欲求を動かせば売れるから学ぶレディースアパレルの仕入れ・OEMのポイント

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今日は、先日手に入れた、こちらの『ベストアイデア全集2022』の中から、新規集客に役に立つ部分をシェアしたいと思います。

この『ベストアイデア全集2022』は、これまである出版社が出版してきた大量の書籍の、良いところだけをピックアップして集めたものだそうです。

本を読んでいると、「なるほど!」とか「それは知らなかった!」って思ったところに、線を引いたり付箋を貼ったりすると思います。

このベストアイデア全集は、そういう「良いところだけ」を1冊にまとめてるので、ぶっちゃけ中身はめちゃくちゃ濃いです。

これは「月刊ビジネス選書」会員様限定でお届けしているもので、一般では販売していないのです。

 

必要なものではなく、欲しいものを売る

 

 

『ベストアイデア全集2022』p.44

 

===引用ここから===

 

私は事業を始めた当初、「見込み客の必要なものを売らなければ。

この人たちは何を必要としているのだろう?」と考えた。

しかし私は、誰も「必要な」モノなど買わないということを学んだ。

多くの人はダイエットの必要性を感じながら、何もしないではないか。

人は「欲しいもの」を買うのだ。単純明快である。

(中略)

もちろん、商品のなかに顧客の「必要なもの」があってはいけないと言っているのではない、

セールスコピーという観点から見たとき、顧客の欲しいものに関する話だけをするように、と言っているのだ。

例えば、子供に「もう寝なさい」と言えば、子供は「嫌だよ。今夜は寝ないで、お菓子を食べながらネットフリックスで

『バーニー&フレンズ』の一挙放映を見るんだ」と思うだろう。

それが彼らの欲しいものなのだ!

人々が必要とするものの話はせずに、欲しいものの話をする。

あなたが販売する商品がなんであれ、セールスコピーを書くときは、彼らの欲しいもののことだけを話し、語り、見せ、話題にするのだ。

この区別を理解することが非常に重要である。

 

===引用ここまで===

 

さて、一度立ち止まって、ご自身の広告やセールストークを思い返してみてください。

お客さんの「必要性」に訴えかけていないでしょうか?

「欲しい」という気持ちに訴えかけることが出来ているでしょうか?

まずは「欲しい」という欲求を突き動かしてからじゃないと、

「必要性」をいくら売ったところで、なかなか商品は手にとってもらえません。

頭では分かっているつもりでも、意外と出来ていないことも多いものです、、。

僕自身も何度も「必要性」に訴えかけて、全然売れない広告 やプロモーションを作ったことがありますから、、😅

 

人は何を欲しがるのか?

 

せっかくなので 、このメルマガではもう少し掘り下げて、「じゃあ、人はそもそも何を欲しがるのか?」

ということについても、軽く触れておきたいと思います。

人間の根本的な欲求に、『T.E.M.』というものがあります。

それぞれ、Time:時間、Effort:努力、Money:お金 の頭文字をとって、TEMです。

要するに、「時間を節約したい」「努力したくない」「お金が欲しい、お金を失いたくない」というのは

人間のとても強い欲求で、それらの欲求に抵抗することは難しく、どうしても興味を持ってしまいます。

なので、あなたの商品を売ると きには、この3つの欲求のどれかに刺さるように、アピールを考えてみるといいと思います。

・時間がかからない、短時間でサクッとできる

・努力が必要ない、簡単に、楽にできる

・今までより安い、無料でできる

この3つです。

あなたの商品には、これら3つのうち、どれかアピール出来るポイントはあるでしょうか?

あるいは、商品やサービスの一部だけでも、これら3つの要素はないでしょうか?

この3つを意識してセールスメッセージを作ると、きっと反応は変わってくると思います。

ぜひ、考えてみてくださいね。

 

編集後記

 

本日も最後までコラムを読んでいいただきまして、ありがとうございます。

当社はレディースアパレルのメーカーですので、商品企画が基幹業務です。

先日、2023年春夏の企画会議のことでした。

昨今の円安や海上輸送のコンテナ不足などで、コストが大幅にアップしており、

このことで発生している利益率の低下が目下の課題でした。

商品部が出した答えが商品価値を高めるということでした。

卸価格が上がるなら、その値上げに見合った価値ある企画を提案するということです。

しかし、私はこれでは半分片手落ちだと感じていました。

それは必要に迫られた、苦肉の策ですが、お客様が本当に求めていることではないと

知っていたからです。

お客様の本当に欲しいもの値上げしない商品です。

これを実現し、自社の利益も確保できるwinwinの企画をするには、頭と足を使って

行動しないといけません。

目先は商品の価値を変えることで対応しても、中期目線で価格を抑えた戦略商品の

開発は必須の課題です。

仕入れやOEMのご相談は(株)佐藤安商店まで

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