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GAFAや成長IT企業の共通点から考えるレディースアパレルの仕入れ・OEMのポイント

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Google、Apple、Facebook、Amazonの総称で呼ばれるGAFA。最近、色んな本屋でGAFAだったり、ネット記事でも見ますよね。

ここにMicrosoftが入ったりしてるわけですが、ネット化が進んでいるのもあって、彼ら巨大IT企業が業績を伸ばしています。

 

株価もかなり上がっていて、今後どうなるのか?ってところは気になりますが、業績は伸び続けるんじゃないかな?って思っている人が多いんじゃないかなと。

今日は、彼らから学べてすぐに実践できる内容について、シェアしたいと思います。大手企業じゃないと出来ないってことではなく、1人のフリーランスでも出来ますし、

あなたの社員さんでも出来る簡単な事です。なのですが、ほとんどの企業がやってない事です。

答えを先に言う前に、ちょっと考えてみてください。

これは、大手企業が毎日のようにやっていることで、小さい会社でも出来ること。

これは、成長していく上で必須の取り組みなのに、ほとんどの企業が取り組めてないことです。

これは、コストもほとんどかからず簡単に出来ることです。

ちなみに、旅行大手サイトのBooking.comは年間で2万5000回もこの活動をしており、1日1000回ほどのペースで実施していることです

(旅行サイトなので、コロナの影響で、売上が下がりましたが、それまでは右肩上がりで成長していた会社です)

さて、なんでしょうか?

 

成長企業が毎日のように実施している簡単に出来て、事業を成長させる取り組みとは?

 

それは、、、

テストです。成長企業のほとんどは今のサービスをより良くするために、毎日のようにテストをしているんです。

特によく使われているのは、ABテストと言われるもので、現状使っているものがAページ。

そして、改善するであろうとテストするために作って検証するのがBページという形で、2つを戦わせて、どちらが成約率が高いのか?お客さんが使ってもらえるのか?など、テストを行っているんです。

 

なぜ、テストをこれほどまで実施してるのか?

Facebookも毎日のようにテストしていますし、amazonもたくさんのテストを行っています。商品画像を大きくしたり、写真を綺麗にしたり、ボタンの文言を変えたり、新しい機能を追 加してみたり、

常に新しいテストをしています(実際にamazonを使っていると、デザインが変わっていたり、仕様が変更されたりすることがありますよね)。

では、なぜ彼らはこれほどまでテストを実施してるのでしょうか?

並外れた利益は、通念とは逆方向に欠けた場合に得られることが多いのです。しかし、通念というのは、通常正しいものです。賭け金が100倍になって返ってくる確率が10%なら、毎回それに賭けるべきです。

しかし、それでも10回に9回は間違っているということになります。

野球でバットを振り切れば三振になることが多いでしょうが、ホームランも何回出るだろうということは誰でもわかることです。

しかし、野球とビジネスの違いは、野球の場合、結果 の分布の形状は片側が切断された形になる点です。バットがどれだけボールの芯を捉えたとしても、最高4点しか点は入りません。

一方、ビジネスでは、打席に入って1000点を叩き出すことも稀にあるのです。この利益のロングテール分布こそが、大胆に行動できる重要な理由です。

つまり、テストをすることのインパクトがとてつもなく大きいということです。野球の場合だと、1回成功したらそれで終わりかつ、それ以上の点数はないです。が、ビジネスの場合は、

成功したらずっと使える。さらには、1回の成功が野球と違って大幅にリターンが返ってくる可能性が大いにあるということです。

さらには、ちょっとしたことを変えただけで、20%、30%改善することはよくあります。20%- 30%改善って要は売上が20-30%伸びるってことですからね。

それを続けることで、20%改善、20%改善、20%改善と改善を積み重ねていくことで、複利的に伸びていきます。実際に、20%改善を10回行えば、元の数字の6.19倍になります。

これが、ネットのランディングページでやれば、成約率が6倍ですからめちゃくちゃ大きいですよね。ネット予約する宿泊サイトだったら、予約率が6倍になりますし、

Googleの検索のクリック率でテストしたら6倍にアクセスが増えたり、Amazonだったら、購入率が6倍になる。そう考えると、めちゃクチャインパクトが大きいですよね。

最初は20%だけ、ちょっとしたことだったとしても、それを続けていくうちに、どんどん複利で伸びていく。

逆にやらなければ、それだけの成長は望めないわけですから、どんどん悪くなっていく一方です。小さいことなんですが、事業におけるインパクトが大きいので、

成長企業は毎日のようにテストを繰り返しているわけです。

 

テストが出来ない原因

 

ABテストが重要だなんてのは、聞いたことあるかもしれませんし、すでに何度かやったことがあるって方もいらっしゃると思います。

何度かやってみたけど、全然ダメだったから、辞めてしまったって人もいると思うんですね。そんな数字が6倍とかいいやがって、そんなにうまくいくはずないだろうと。

じゃあ、大手企業のテストの成功率はどれくらいだと思いますか?

何回テストしたら、20%改善だったり、50%改善だったりすると思いますか?大手といっても色々あるので、マイクロソフトがABテストをしたときに、どれくらいの確率で成功するでしょうか?

大手企業だから、100%?そこまで行かなくても、80%くらい?それとも50%の成功率でしょうか?テストして、どれくらいの確率で成功するのでしょうか?

それは、、、

10%〜20%です。

マイクロソフトであっても、10回やって1回か2回成功するくらいなんです。それ以外の8-9割は失敗というか、テストしても変わらずか、テストページが負けてしまうことがほとんどなんです。

つまり、めちゃくちゃテストしてる所も、勝率10%ほどだってことです。

逆にテストして勝率が50%ほどであれば、それは新しいことに挑戦してるのではなく、うまくいくことだけをやってるケースが多いとのこと。

そうすれば、テストの回数が減りますし、その分、改善する頻度も下がってくるわけですよね。

何がいいたいのか?っていうと、テストは失敗が当たり前ってことです。でも、失敗するからといって、やらないのではなく、失敗したとしても、

10回に1回成功すればOKってことを前提にたくさんテストを重ねるべきだってことです。

逆に、失敗を恐れてテストをしないってことが、長期的にみたら、売上が伸びなかったり、成長できない原因になってくるわけです。成功してる企業はたくさんテストしてるわけですからね。

 

小さい会社は何からテストすべきか?

 

じゃあ、何からテストしたら良いのか?っていうと、僕たちで最もインパクトがあるのは、LP(ランディングページ)です。

 

LPは、新規顧客を獲得するページであるので、その改善は、新規顧客数を何倍にもする可能性があります。

他のページを改善したり、活動を改善するのも良いですが、まず最初にテストをするなら、LPがおすすめです。

1番新規のお客さんに見られるページですし、インパクトも1番大きいので。

とはいっても、最初から1日1000回やりましょう。って話ではなくて、ちょっとずつで良いので、テストしていきましょう。

最初は1ヶ月に1回とかでもO Kです。それを徐々に早めていって、毎週テストする、毎日テストするってことが出来れば、その分、成功するスピードも上がっていくわけですからね。

 

あとがき

 

最後までコラムを読んでいただきありがとうございます。

私もテストの重要性が十分、理解できました。

レディースアパレルのメーカーである当社はABテストではありませんが、商品サンプルが出来上がったら検証を行います。

当社の商品を着用していただくユーザーは30-40歳前後の女性です。

従ってターゲットに近い方たちにモニターとして、厳しい意見をもらい、商品改良や没もあります。

テストを経た売れる商品をお探しのバイヤー様。オリジナル商品の委託生産先をお探しの企業様。

お気軽に下記までお問合せください。

きっとお役に立てるとおもいます。

 

 

 

 

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