まずは、おさらい。

・LPや商品ページでヘッドラインは本文の2倍3倍重要
・ヘッドラインを書こうとするのをやめる
（よく見るようなキャッチコピー＝スローガンのようなものでは、自分事に感じてもらえずスルーされる)
・代わりに、「どんな人がターゲットか」「どういう商品を売っているのか」などLP作成時の背景情報を考える
・そこで出てきた言葉を、そのままヘッドラインにする（○○の人へ、△△しませんか？）
・具体性、独自性、社会的証明などを強めてひとまず完成♪

まずは実際の事例を簡単に、、、

↓↓↓

まず、よく見るヘッドラインが
このようなもの（Before）。

【Before】

体を動かして、生涯現役！

これだとスルーされます。
自分ではなく、大衆に向けられたメッセージなので。

そこで、背景情報を書き出します。

「ターゲットは、60歳以上の高齢者の方で、
ずっと健康でいて、歳をとってもなるべく
家族の手を借りずに暮らしていきたい人です。
その人に対して、個別の健康プログラムを提供しています」

次に出てきた言葉をヘッドライン化します。

【After】

歳をとっても、
家族の手を借りずに暮らしていきたい高齢者の方へ

あなた専用の健康プログラムで
今よりも元気になりませんか？

この方が、響きますよね。
より自分事に感じられるはずです。

さらに、このヘッドラインを強めていきます。

先ほどのスローガンを飾りに使い、
解決策に期間を加え、元気を具体化します。

【After2】

[体を動かして、生涯現役！]

歳をとっても、
家族の手を借りずに暮らしていきたい高齢者の方へ

あなた専用の3ヶ月健康プログラムで
階段の上り下りを1人でできるようになりませんか？

いかがでしょう？

シンプルですが、
「あ、自分に向けられたメッセージだ」と
感じてもらいやすくなりました^^

さて、では次は、不動産投資の例でやってみます。

まずはよくあるヘッドライン。

/////

さぁ将来に備えて不動産投資を始めよう！

/////

そうだ、京都へ行こう！みたいな印象です。

こういうのを普段から見ているせいで、
スローガンっぽいフレーズを使いがちですが、
LPや広告では1回きりの勝負。

その場で「ほしい！」「やらなきゃ！」と思ってもらうには、

もっと具体的なメッセージにする必要があります。

そこで、背景情報を考えてみます。

こんな感じでしょうか。

「ターゲットは、
老後のために投資はしておきたいけど、
不動産投資はローンがこわい。
借金は嫌だなぁ、、と感じている30代の男性です。
案内する商品は、一気に儲けるもののではなく、
とにかくリスクを減らした不動産投資で、
マンション投資よりもずっと安全で確実です。」

次にこれをヘッドラインにしてみます。

/////

老後のために投資はしておきたい!
でも、不動産はローンが高くてこわい、、
できればリスクの少ない投資をしたい、、
と感じている20-30代のビジネスパーソンの方へ

リスクを極限まで減らした
安全な不動産投資を試してみませんか？

まずは資料をご覧ください。

/////

…ちょっと想像で書いている部分もあるので、
微妙なところもあるかもしれませんが、、

少なくとも、
「さぁ将来に備えて不動産投資を始めよう！」よりは
ターゲットに刺さるメッセージになったはずです。

でもこれはあくまでスタート。
ここから、もう少しいじってみます。

例えば、ターゲットの人は、
会社員を辞めた後のローンに不安があるとわかったとします。
そしてこの商品はその問題を解決できる、という場合、、

/////

老後のために投資はしておきたい!
でも、不動産はローンが高くてこわい、、
できればリスクの少ない投資をしたい、、
もし会社員を辞めたらどうなるんだろう、、
と感じている20-30代のビジネスパーソンの方へ

会社員を辞めても大丈夫！

リスクを極限まで減らした
安全な不動産投資を試してみませんか？

まずは資料をご覧ください。

/////

こんな感じで、革新部分を、
「会社員を辞めても大丈夫！」とズバッと伝えてみます。

この辺のメッセージは、
商品の特性、独自性によっても変わってきます。
（当然ですが、できない約束はできないので）

ついでに、名前も付けちゃいます。
商品に名前をつけると独自性が強まるので。

/////

老後のために投資はしておきたい!
でも、不動産はローンが高くてこわい、、
できればリスクの少ない投資をしたい、、
もし会社員を辞めたらどうなるんだろう、、
と感じている20-30代のビジネスパーソンの方へ

会社員を辞めても大丈夫！

リスクを極限まで減らした
「スイス銀行式投資プログラム」を試してみませんか？

まずは資料をご覧ください。

/////

どうでしょう？
ちょっとテキトーすぎるとは思うんですが、、（汗）
安全＝スイス銀行で連想させてみました。

まぁこの辺は商品コンセプトをつくる時点で
言えること、言えないことが決まってくるので、
そこから作り直すのも１つの手です。

あとは、「300人が実践」など、
何か社会的証明の数字も入れるとなおいいですね。

最後に前回同様、ポイントをまとめると、、

・ヘッドラインを書こうとするのをやめる
・誰のためのどんな商品か、をシンプルに伝える
・その後で色々いじってメッセージを強める

ヘッドラインが書けなくて困っている、、という方は、
まずこの超簡単ヘッドラインを試してみてください。

どストレートに伝えてみるだけで、
きっと広告やLPや商品ページの反応は変わっていきます。

そして、一度考えたら終わり、ではなく、
お客さんのリサーチや、LPの改善を続けてください。

集客・マーケティングに終わりはありません。