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商品力を勘違いした会社の末路から考えるレディースアパレルの仕入れ・OEMのポイント

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今日は最近読んだ本の中からある大企業の失敗ストーリーを1つご紹介したいと思います。

というのもこの話は、大企業の事例ではありますが、商品・サービスに自信がある会社が陥りやすい間違いを教えてくれるもの。

なので、会社の大小に関係なく知って欲しい話だと思ったんです。

 

絶好調だったシャープはなぜ傾てし

 

 

 

シャープは2001年に商品化された液晶テレビの人気も手伝って2002年度に2兆円ほどだった売上高は、その5年後の2007年度には、約1.5倍の3兆4177億円へと急拡大

「亀山モデル」というブランドが世間に広まっていきました。

ですが、、、

 

最高の技術力を持ってるのに差別化ができずブランド崩壊へ…

 

シャープの経営陣は、自社の技術力に誇りを持っていましたし、実際に技術力は競合より優れていました。

ただ、その技術力の差はもうユーザーからは分からないレベルに…

例えば液晶テレビの解像度は人間の目が認識できる解像度を上回るレベルにまで高性能化していたので、

見込み客からすればどのテレビを買っても同じに見える…という状況になっていました。

 

その結果、シャープの液晶テレビは、競合する商品との差別化が困難になり、消費者から価格だけで比較されるように…

 

かつては液晶テレビの国内シェアで80%を占めていたシャープですが、

差別化ができなくなってからは大赤字に転落し他社への救済を求めるまで追い込まれてしまったのです。

 

シャープの失敗から学べることは何か?

 

それは、、、どれだけ優れた商品・技術があってもユーザーが求めてなければ意味がないということ。

これは職人気質の人が陥りやすいのですが、「自分たちがユーザーに何を提供したいのか?」ということから発想してしまっています。

でも、その発想から生まれる商品はこちらのエゴの塊になってしまい、、、お客さんには響かないという末路を迎えるのです。

最高の商品を届けいると思っていても、お客さんから見ればその他大勢の商品と同じ…それでは悲しすぎますよね。

 

大事なのは、「ユーザーは何を求めているのか?」という発想からスタートすることです。

そして、その発想から生まれたアイデアを高い技術力や商品制作力で実現していく。

言われてみれば基本的なことですが、ついつい忘れてしまいがちなことなので、今日はこの話をシェアしました。

自戒を込めて。

 

編集後記

 

今回の話は、「0から1の発想術」という大前研一さんの書籍からご紹介しました。

 

 

今回のような事例から、全部で15の大事な発想法を教えてくれます。

とてもオススメなので、是非、手に取ってみてください^ ^

 

当社には「nod」と「Emma」というブランドがあります。

この2つには企画に大きな違いがありました。

「nod」はデザイナーの好みや主観が強くユーザーのターゲティングやニーズの探求が弱く、よく売れ残っていました。

「Emma」はターゲティングが比較的よく分析できており、ユーザー目線の商品が企画されていたため後のラドりが

瞬く間に先発のブランド「nod」の販売金額に追いつきました。

今回のコラムを体現しているかのようでした。

今ではどちらのブランドも企画視点を改善し、同じくお客様に支持されるブランドに成長しています。

当社の商品は下記のバナーよりネットでも仕入れていただくことが可能です。

仕入れを強化したいバイヤー様。下記のバナーより商品をチェックしてみてください。

またオリジナル商品の委託生産先をお探しの企業様。お気軽にお問合せください。。

きっとお役に立てるとおもます。

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