アクセサリーの名前の由来は?「ブレスレット」「バングル」など
いろいろなアクセサリーの名前の由来
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アクセサリーの名前の由来を知っていますか?「ブレスレット」や「バングル」、「ネックレス」など、言われてみれば名前の由来は知らないアクセサリーばかりだという方も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、いろいろなアクセサリーの名前の由来を12種類紹介します。ちょっと気になるという方や、ファッションについて詳しくなりたい方はぜひ読んでみてください。
目次
首のアクセサリーの名前の由来
早速、アクセサリーの名前の由来を紹介します。まずは、首に付けるアクセサリーの名前の由来を見ていきましょう。
ネックレス
ネックレスは首飾りの総称です。英語では「Necklace」と書きますが、「neck」は首、「lace」はレースや紐という意味。首につける紐状の装飾品であることからこの名前が付けられたと考えられます。また、ネックレスは長さによって名称が変わり、「プリンセス(40~45cm)」「マチネー(53cm)」などがあります。
ペンダント
ペンダントは、「チャーム」や「ペンダントトップ」などと呼ばれる飾りがついた首飾りのことで、ネックレスの一種です。ペンダントの名前の由来は、ラテン語で「ぶらさげる・吊下げる「pendere(ペンデレ)」。やがて英語の「pendaunt」になり、その後現在の「pendant(ペンダント)」になったと考えられています。
チョーカー
チョーカーは首に巻きつける短い首飾りで、ネックレスの一種です。長さ約35cmほどで、首にぴったり巻きつくものを指します。チョーカーの由来は、「喉を絞める・喉を詰まらせる」などという意味の「choke(チョーク)」です。現代的なアクセサリーというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、実は古代エジプトの女性も着用していたと言われています。
・腕のアクサー名の来
続いては、手や腕に付けるアクセサリーの名前の由来を紹介します。
ブレスレット
ブレスレットは、手首につけるアクセサリーの総称です。「bracelet(ブレスレット)」の名前の由来は、古フランス語で腕のことを指す「bras(ブラ)」。さらにその語源は、古代ギリシャ語で腕を意味する「brakhion」、またはラテン語で腕する「brachile」だと言われています。また、語尾の「et」は「小型のもの」という意味なので、腕につける小型のものであることからこの名前が付けられたと考えられます。
バングル
バングルは手首につける輪っか状のアクセサリーのことで、ブレスレットの一種です。基本的には、つけ外しする金具がついておらず、円型やC型で手を通してつけるものを指します。もともとは、インド周辺の女性が主に身につける伝統的なアクセサリーでした。「Bangle(バングル)」の名前の由来ははっきりとはわかっていませんが、古代インドのサンスクリット語で「腕を飾る」と意味する「Bangri」が語源ではないかと言われているほか、ヒンディー語で「ガラス」を意味する言葉が元であるという説もあります。
リング
リングは、指にはめる指輪のことです英語は「」とう意の「Ring」と書き、そのまま輪っか状であることが名前の由来になっていると考えられます。「リング」と呼ぶ装飾品は指にはめるもののみで、他の部分に身につける輪っか状の装飾品には「トゥリング(足の指輪)」などのように部位の名前が着くのが一般的です。
ヘアアクセサリーの名前の由来
続いて、髪に付けるアクセサリーの名前の由来を紹介して行きます。
カチューシャ
カチューシャは、C字型の頭にはめるヘアバンド。主に前頭部に付けるアクセサリーで、製英語です。名前の由来は、ロシアの名作小説『復活』の主人公の女性「カチューシャ」。ロシアで「カチューシャ」は一般的な女性名である「エカテリーナ」の愛称として親しまれています。『復活』は日本で1913年頃に舞台で上演され、大ブームになりました。その際に主人公を演じた女優が身につけていた髪留めがそのまま「カチューシャ」として広まった、ブームにあやかって名付けられた、などの説があります。
シュシュ
シュシュは、ドーナツ状の布にゴムを通したヘアアクセサリーです。名前の由来ははっきりと明らかになっていませんが、フラス語で「すてきな」「かいい」いう意の「chouchou(シュシュ)」からとったものという説が濃厚です。また、丸くてクシュっとした見た目から、フランス語で「キャベツ」を意味する「chou(シュー)」から名付けられたという説もあります。
バレッタ
バレッタは、髪をはさんで固定するためのアクセサリーです。表側は装飾になっており、裏側にはバネと留め具のついた金具があります。そんなバレッタ(barretta)の名前は「小さな棒」を意味する言葉で、その見た目が由来となっていると考えられます。ちなみに、アメリカ英語やフランス語では「バレット(barrette)」と呼ぶのが一般的す。
耳のアクセサリーの名前の由来
最後に、耳に付けるアクセサリーの名前の由来を見てみましょう。
ピアス
ピアスとは、耳などに小さな穴を開け、その穴を通して付けるアクセサリーのことです。ピアスの名前は、「穴を貫通させる」という意味の英語「piercing(ピアシング)」に由来します。ピアスは和製英語であり、英語圏ではピアシングした穴に通すアクセサリーのことは「earrings(イヤリング)」と呼ぶのが普通です。
イヤリング
ヤリング、耳にを開けにリプのパーツで挟んで装着するアクセサリーのこと。英語では「earrings」と表記し、名前の由来は「耳」を意味する「ear」と「輪」を意味する「ring」です。しかし、輪っか状でないものもイヤリングと呼びます。このアクセサリーをイヤリングと称するのも日本ならではであり、英語圏では「Clip on Earrings(クリップ・オン・イヤリング)」と呼ぶのが普通です。
イヤーカフ
イヤーカフ(イヤカフ、イヤーカフス)は、耳の軟骨部分や中心部に引っ掛けて付けるC状のアクセサリーです。英語でも「Ear Cuffs(イヤーカフ)」と呼ぶほか「包む」とう意味の語「Wrap(ラップ)」を使って「Wrap earringsラップイヤリング)」とも呼ばれています。名前の由来ははっきりわかっていませんが、「Cuffs」には「手錠・枷」などという意味もあり、その形状から連想されて付けられたと考えられます。
アクセサリーの名前の由来はさまざま!
いろいろなアクセサリーの名前の由来を紹介しました。多くのアクセサリーが見た目から名付けられ、時代と共に少しずつ変化しながら広まってきていることがわかります。名前の由来や歴史などにも目を向けながら、アクセサリーやファッション楽しんでみるはいかがでょうか?
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