「この商品、めちゃくちゃ良いのに、伝わらないな」
あなたもこんなことを感じたことがあるかもしれません。
商品の価値がしっかり伝われば、売りやすくもなりますし、価格を上げることもできるでしょう。
ということで、今日は商品の価値を上げるためのベーシックな方法を１つご紹介します。
この方法をお話しするのに、わかりやすい事例があったので、まずそちらを紹介しますね。

✅7000円で買ったドレスが1600万で売れた？

これはある衣装会社を見学していた男性の話。
この男性が、床に置かれていて、捨てられる寸前のあるドレスを発見。約7000円でドレスを購入し、
大切に保管していたのです。
というのも、このドレス。
有名な大ヒット映画「風と共に去りぬ」の主演女優が着ていたドレスだったのです。
そして、このドレスがオークションにかけられて約1600万円で落札されました。
このレスが1600万円ね。
「風と共に去りぬ」で主演女優が着ていたドレスだったからです。
ですが…
　

　
✅このドレスの価値は、ドレス自体ではない

この事例で僕が伝えたいこと。
それは、ドレス自体の価値が1,600万円あったわけではない、ことです。
もう少し詳しく言うと、このドレスとまったく同じ生地、同じ色、同じデザインのドレスをもう１着作っても、
それに、ほとんど価値はありません。1,600万円で売れるなんてことは、まずありえないでしょう。
つまり、ドレス自体にほとんど価値はないのです。
もっと言うと、この「ドレスが風と共に去りぬ」で主演女優さんがていたものだと知らない人にとっては、
とんど価値がないものになります。

✅商品の価値 ≒ 顧客が感じる価値

商品自体の価値ではなく、顧客が感じる商品価値がめちゃくちゃ高いモノというのはめちゃくちゃたくさんあります
（というか、ほとんどがそうなんですが…）。
わかりやすいのは、超高級品。
　
たとえば、ポルシェやエルメス。商品もめちゃくちゃ良いとは思いますが、商品の良さだけであれだけ高額なお金をお客さんは払わないでしょう。
なぜ、高額なお金を払うのか？それは、ポルシェやエルメスを持っていると、まわりの人からすごいと思われそうとか（実際、ある程度は思われますよ）、
自分が成功を収めた証としてもっていたり。理由はさまざまですが、商品自体とは少し離れた価値があるとお客さんが思っているからです。

　
✅高い商品価値を感じている顧客の視点を共有せよ

では、お客さんが感じる価値をどうやって高めるか？
色々やり方はありますが、一言で言ってしまうと、高い商品価値を感じている顧客の視点を共有するということです。
たとえば、高級ノートのモレスキンなら、ゴッホやピカソなどが使っていたということを伝えています
（モレスキンに高い価値を感じている人はクリエイティブな超一流の人のノートとしてモレスキンを見ている）。
　
他にも、わかりやすい例で行く、アニメのフィギュア。たとえば、進撃の巨人のリヴァイ兵長のフィギュアがAmazonで1万円で売っていたんですが、
進撃の巨人を知らない人や興味がない人にとってリヴァイ兵長のフィギュアは幼稚でまったく価値がないモノに見えます。
ですが、リヴァイ兵長ファンにとっては、胸が熱くなるキャラクターなわけです（僕もリヴァイは好きです）。
　
じゃあ、リヴァイファンの視点を知らない人に共有するにはどうするかというと、単純に進撃の巨人を見てもらうことでしょう。
進撃の巨人を見たからと言って、全員がリヴァイファンにはらないですが、かなり人数は増えるでしょう。
他にも、高額で取引されているポケモンカードも、ポケモンのゲームをやってめちゃくちゃ面白いと感じれば
高額でカードが欲しいと思わなくても、そ人とて価はがでょ。
　
僕の個人的な話でいくと、セールスライティングは面白いという価値もありますが、僕が事業がうまくいっていなかったときに、
セールスライティングの技術を使って売上がどーんと上がり、人生が大きく好転したという価値もあるわけです。
言い出したらキリがないので、ここでやめておきますが…
・あなたの商品に高い価値を感じている人は、どんな視点でその商品を見ているでしょうか？
・あなたの商品に高い価値を感じる視点を、他の人にも共有するには、何を伝えればいいでしょうか？
あなたの商品に高い価値を感じている人＝あなたでももちろんOK。なので、その場合は、
あなたの視点をぜひお客さんに共有してあげてください

追伸
ちみにこの法商ではなく、あなた自身の価値を上げるためにも使えますよ。