商品ではなく顧客に夢中になれ
世界No.1のマーケティングコンサルタントと言われる、ジェイ・エイブラハム氏は、このように説いています。
どんな業界、どんな分野のビジネスをやっていても、たいていの人が犯す最も大ものを間違えることです。
彼らは、自分たちのアイディアや、売上目標、利益額、提供する商品やサービスに夢中になってしまいます
ほとんどの事業家、社長は、自社の商品やサービスを改善することや、新しい商品サービスを作ることは、
それこそ、年中そのことで頭が一杯と言っても過言ではないくらい一生懸命です。
実際、自社の商品サービスに愛があると言えるでしょう。愛がないと良いものはできませんし、
それについて年中、創意工夫をめぐらすことなんてできませんからね。
しかし、ジェイよれば、それが最もよくある間違いだと。
品ではなく、顧客に、ジェイの言葉を借りればクライアントに、夢中になり、恋い焦がれ、愛せよと。
面白い話なんですが、ジェイの元に教えを請いに来るクライアントに、どのようなビジネスをしているのか?と聞くと、
自社の商品のことやサービスの事は、事細かに話してきます。ここには特殊な特許があって、
一般的には、こういう考えだけど、本来はそれは間違っていて、本質的にはこういう事をやらなきゃいけなくて、うんぬんと。
質問時間のうち、ほとんどを自社の商品やサービスの説明で使ってしまいます。
一方で、では、お客さんはどんな人ですか?ターゲットは?と聞かれると、30代男性とか、40〜50代の女性とか、
経者かめゃちザクし感でえれるわけです。
ちょっと突っ込んだ質問をすると答えられなくなってしまう。
40歳で都会に住んでるシングルマザーと、55歳で田舎に住んでて夫が定年間近の専業主婦では、悩みもニーズも全く違いますよね。
商品に関しては、それこそ細かいところまで目が行き届いて いるのに、顧客に対してはほとんど何も考えられていない。
お寿司屋さんで、どんな商品ですか?と聞かれた時に「魚です」と答えられたら、
自社の寿司に愛がなくて、全然、興味がないんだろうなって思ってしまいますよね。
大抵の事業主は、顧客にたいしてそれくらいの関 心しない、、、と言ったら言いすぎしょか?
大の寿職人、自の握る寿司に愛がありますから、寿司一貫でも、材料の仕入れから、切り方、握り方、シャリの炊き方、お酢の交ぜ方、
あるいは提供するお皿に至るまで、いろいろな創意工夫しますし、改善し続けますよね。
それと同じように、顧客に対しても愛をもって夢中にならなければいけない。
これが、世界No.1マーケティングコンサルタントの教えです。
20代の頃に戻って、誰か好きな人ができたと想像してみてください。
あの子は、どこに住んでるんだろう?いつもこの電車を使っ てるのかな?
彼氏はいるのかな?どんな能人好きなんだろう?
姉弟はるのか?友だはどなのな?末はしてのか?
どに行ってるのかな?趣味はなんだろう?
この映画とか好きかな?
何か、今日は顔色が優れないけど、何かあったのかな?
などなど、、ありとあらゆる事が気になりますよね。
それと同じように、顧客に恋い焦がれるのが、真の事業家です。
•なんで、この商品買ったのかな?
•何か不満はないかな?
•他に困ってることはないかな?
•普段どんな生活しているのかな?
•仕事は何してるのかな?
•どんな時にウチの商品買うのかな?
•なんで買うのかな?
•どんな本読んでるのかな?
•ど辺に住でて、んな生スタイなんだろ?
•何に影響受けてるんだろう?
•ウチじゃなければ他でどんなもの買ってるんだろう?
•今回の商品のどこが気に入ったんだろう?
•逆にどこが不満だったんだろう?
顧客に夢中になりましょう。それがビジネスの突破口になります。
<編集後記>
本日も最後までコラムを読んでいただきましてありがとうございます。
顧客に夢中になることはとても重要ですよね。
当社のEC事業部の社員は皆20歳代の若い担当者ばかりです。
とても秀ですが、ターゲットのお客様層は30-40歳の女性になります。
撮のコーデ考えるき、普にやってると、とも感覚がいコーデなり、
大人女性のキーワード「抜け感」が表現できず、うまく販売につながらなかったりします。
仕入れやOEMのご相談は(株)佐藤安商店まで
大人の女性に新しい価値を提供する総合プロデュースメーカーとして、洋服の企画・販売をするだけでなく、長年の経験を活かし、生地の開発から販売方法のご提案まで、幅広いニーズにお応えしております。
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