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最短で目標に辿り着くには?から考えるレディースアパレルの仕入れ・OEMのポイント

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「最近、売上が下がっててやばい、、、

色々な手を打ったけど、思うように解決しない、、、」

自分でビジネスをやっている人であれば、一度はこんな状況を経験したことがあるのではないでしょうか?

他にもビジネスをやってると、さまざまな問題が起きますよね。お客さんが来ない、人材が足りない、資金が尽きそう、、、などなど。

そういった時に、無駄な手を打たずに問題をスムーズに解決するにはどうしたらいいのでしょうか?少ない労力で問題解決ができて、売上が上がったり、

事業が成長できるほど嬉しいことはないですよね。

では、どうすればスムーズに問題解決が出来るのか?

 

それは、問題に対する打ち手を考える前に、まず問題の原因を特定するということです。

「いやいや、当たり前だよね」と思った方もいるかもしれません。ですが、忙しい社長ほど、ゆっくり考える時間がとれず、原因をしっかり特定する前に、

打ち手を決めてしまった経験があるという方も多いのではないでしょうか?

僕も、忙しい時に、事業で問題が起きると、ついそうなってしまいます。

そもそも問題解決とは、以下の4つのステップを順番に行っていくことをいいます。

 

※世界一やさしい問題解決の授業より引用

 

ですが、ステップ②『原因の特定』を飛ばして、ステップ③『打ち手の決定』やステップ④『実行』に進んでしまうことがあるのですが、、、

具体的にはこういうケースです。「売上が落ちてきた、、、(①現状の理解)」→「よし!売上を戻す為に、広告で集客を増そう(③打ち手の決定)」

→「ネット広告を出す(④実行)」といった感じです。

これだと、 売り上げが落ちている本当の原因はわかってないので、広告をうって集客数が増えたらといって売上が戻るのかはわかりません。

このように、行き当たりばったりになってしまって、いろいろな手を打ってもなかなか問題が解決しない、という状況に陥ってしまいます。

その一方で、もし問題が起きた原因を特定して、正しい手が打てれば、すぐに問題は解決するので はないでしょうか?1つの問題を解決するまでに

「1年かかる人」と「1ヶ月で解決してしまう人」では、目標を達成するスピードが全く違います。

仮に、問題を1つを解決すると売上が10%UPするとします。

「1年かかる人」は、年1つしか問題を解決できません。なので、1年後に売上は110%UPです。

「1ヶ月で解決してしまう人」は、年に12個の問題を解決します。そうすると、1つ問題を解決するごとに110%ずつ売上が複利で増えていくので、、、

問題①を解決:売上110%UP

問題②を解決:売上121%UP

問題③を解決:売上133%UP



問題12を解決:売上313%UP

つまり1年後には売上は313%UPしているのです。

もし、この2人の社長の目標が『売上を3倍する』だった場合、「問題解決に1年かかる社長」は達成までに12年かかります。ですが、

「問題解決を1ヶ月でできる社長」はたった1年で達成するのです。

つまり、問題の原因を正しく特定して、解決する能力が高い人は、そうでない人と比べ目標を達成するスピードが桁違いなのです。

 

問題の原因を特定するにはどうすればいいのか?

 

問題解決の手法としては、すごく基礎的なものですが、”分解の木”という手法をお伝えします。

”分解の木”とは、 問題の原因を探したり、打 ち手のアイディアを広げたりするのに使えるやり方です。

例えば、あなたが整体を経営していたとします。「売上が下がった」という問題を抱えているなら、まず「そもそもなぜ売上が下がったのか?」

という原因をあきらかにしていくのです。

具体的には、この3ステップです

STEP①

月の売上はどうやって決まるか?その要素を分解する。

そうすると、売上の構成要素は、 、

・「集客数」

・「一人当たりの購入単価

・「リピート率」

といった3つの要素に分けることができます。

STEP②

各要素ごとの変化について調べます。

例えば集客数で考えると、、、

・「集客数は減ったのか?」

・「増えたのか?」

・「変わらないのか ?」

といった感じです。そして、実際、現状はどれなのかを特定します。

STEP③

ステップ2で、明確になった現象が「なぜ」起きたのか?

「なぜ」を繰り返して、これまで見えなかった本当の原因を探ります。

↓の図だとわかりやすいのではないでしょうか?

 

これをみると、売上が下がった原因は?メニューを変えたことではないか?(新しく30分コースを作ったことではないか?)ということが見えてきます。

もしこの作業をしていなかったら、「もっと集客を増やそう!」「広告をやろう!」といった間違った手を打ってしまうことになります。

もちろん、間違っているので結果はでずに、努力は無駄になってしまいます。

ですが、この”分解の木”を使うことで、そういった間違いを減らすことができるのです。

そして、これが原因ではないか?ということがわかったら、本当にそれが原因で間違いないか調べていきます。

(ここも調べる手法がありますが、すごく長くなるので、今回は割愛しますね。)

こういった手順で進めていけば、問題が起きている本当の原因を特定することができるのです。原因がわかれば、正しい打ち手を決めることができて、

最短で「売上を元に戻す」ことが出来るでしょう。

 

まとめ

 

無駄な手を打たずに問題をスムーズに解決したいのであれば、どんなに忙しくても、原因を特定するステップは省かないようにしましょう。

いかがだったでしょうか?

なので、【問題が起きたら、”分解の木”を使う】と覚えておくといいのではないでしょうか?

きっと、これまでよりスムーズに、色々な問題の原因が見えてくるはずです。ぜひ使ってみてください。

 

編集後記

 

本日も最後までコラムを読んでいただきましてありがとうございます。

先日、当社のEC事業部の採用活動をしていて「あなたはどのようにして問題を解決しますか」という質問をしました。

その方は、「とりあえず動いてみる。」と答えました。

そのことが気になりこのコラムの内容を選びました。

弊社では「仕事とは問題の創造と課題の解決である」としています。

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